プロダクションでの REST サービスの作成
このページでは、REST サービスでもあるビジネス サービスの作成方法を簡単に説明します。REST サービスは、REST 要求を受け取り、プロダクションの他の場所にあるビジネス・プロセスまたはビジネス・オペレーションに渡すことができます。
この方法は実際のニーズに応じて異なります。以下の操作を希望する場合は、次のようにします。
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プロダクション内の要求を解析および処理する : %CSP.RESTOpens in a new tab のサブクラスを使用し、Ens.Director.CreateBusinessService() メソッドを呼び出して、このクラスをビジネス・サービスとしてインスタンス化します。このサービスでは Web ポートが使用されます。%CSP.RESTOpens in a new tab のサブクラスの実装に関する詳細は、"REST サービスの作成" を参照してください。
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最小限の変更で REST URL を外部サーバに渡す : パススルー REST サービス EnsLib.REST.GenericServiceOpens in a new tab を使用します。パススルー REST サービスの使用に関する詳細は、"ESB としてのプロダクションの使用" の “ESB のサービスおよびオペレーションの構成” および “パススルー・サービスとパススルー・オペレーションのウォークスルー” で、パススルー・ビジネス・サービスに関する節を参照してください。
%CSP.RESTOpens in a new tab のサブクラスの実装に関する詳細は、"REST サービスの作成" を参照してください。
InterSystems IRIS には、%CSP.REST のサブクラスを作成する代わりに使用できる組み込みのビジネス・サービス EnsLib.REST.ServiceOpens in a new tab が用意されています。このビジネス・サービスは HTTP/REST 受信アダプタと連携するので、ディスパッチ・メソッドは、HTTP アダプタが使用する入出力ストリームが含まれる追加引数を受け取ります。転送された <Map> 要求を受信するクラスは、EnsLib.REST.Service ではなく、%CSP.REST を拡張する必要があります。