[Gateways]
ここでは、CPF の [Gateways] セクションについて説明します。このセクションには、InterSystems IRIS® データ・プラットフォームのインスタンスとそのホスト・システム上で構成された各ゲートウェイに関するエントリがあります。ゲートウェイは外部言語サーバOpens in a new tabとも呼ばれ、InterSystems IRIS と外部言語プラットフォームとの間に全面的に統合した双方向接続を提供します。
各定義は、その名前の後に = 文字と、ゲートウェイを定義するコンマ区切りリストの値を記述して構成されています。必須のフィールドもあれば、空白のままとすることができるフィールドもあり、その場合は既定値が使用されます。以下に示すように、新たにインストールしたインスタンスの既定の CPF には、7 種類のゲートウェイとして、.NET、IntegratedML、JDBC、Java、Python、R、XSLT が定義されています。このような種類のローカル・ゲートウェイのほか、リモート・システム上のリモート・ゲートウェイを定義できます。
[Gateways]
%DotNet Server=.NET,53398,%Gateway_Object,N6.0
%IntegratedML Server=ML,53598,%Gateway_ML
%JDBC Server=JDBC,53798,%Gateway_SQL
%Java Server=Java,53298,%Gateway_Object
%Python Server=Python,53498,%Gateway_Object
%R Server=R,53898,%Gateway_Object
%XSLT Server=XSLT,53698,%Gateway_Object
JDBC、Java、IntegratedML、XSLT、R の各ゲートウェイはすべて Java ベースであり、その定義には同じフィールドを使用します。
Type フィールドと Port フィールドはすべての種類のゲートウェイで必須です。3 番目のフィールドである Resource では、ゲートウェイを使用するユーザが USE 権限を必須とするゲートウェイ・リソースを指定します。例えば、上記の既定の %JDBC Server 定義では、JDBC ゲートウェイを使用するユーザが %Gateway_SQL:USE 特権を必要とすることを指定しています。適切なリソースの指定によってすべてのゲートウェイを保護することを強くお勧めします。
%Admin_ExternalLanguageServerEdit:USE 特権があれば、以下の方法で任意の種類の新しいゲートウェイを作成でき、既存のゲートウェイを編集または削除できます。この特権は、既定で %Manager ロールが保持しています。
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管理ポータルの [外部言語サーバ] ページOpens in a new tab ([システム管理]→[構成]→[接続性]→[外部言語サーバ])
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Config.Gateway API
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インスタンスの CPF を、iris merge コマンドOpens in a new tabで変更するか、直接編集Opens in a new tabする
[外部言語サーバ] ページまたは $system.external インタフェースOpens in a new tabを使用すると、ゲートウェイを起動して、そのアクティビティ・ログを表示できます。
既定の CPF またはユーザによる操作で定義されたゲートウェイの名前は変更できません。
- %DotNet Server – .NET ゲートウェイを定義します。
- %IntegratedML Server – IntegratedML ゲートウェイを定義します。
- %JDBC Server – JDBC ゲートウェイを定義します。
- %Java Server – Java ゲートウェイを定義します。
- %Python Server – Python ゲートウェイを定義します。
- %R Server – R ゲートウェイを定義します。
- %XSLT Server – XSLT ゲートウェイを定義します。
- リモート・サーバ – リモート・ゲートウェイを定義します。