プロキシ・サーバの使用法
InterSystems IRIS® データ・プラットフォーム Web クライアントは、プロキシ・サーバ経由で Web サービスと通信できます。これを設定するために、使用するプロキシ・サーバを示すように Web クライアント・インスタンスのプロパティを指定します。これらのプロパティは、以下のとおりです。
使用するプロキシ・サーバのホスト名を指定します。このプロパティが NULL でない場合、HTTP 要求はこのマシンに向けられます。
既定のプロキシ・サーバの指定については、"プロキシ・サーバの使用法" を参照してください。
プロキシ・サーバ上の接続先ポートを指定します。
既定のプロキシ・ポートの指定については、"プロキシ・サーバの使用法" を参照してください。
プロキシ・サーバを使用している場合、およびそのプロキシ・サーバで HTTPS がサポートされる場合は、これを True に指定します。
HTTPS を使用している場合は、クライアントの SSLConfiguration プロパティを SSL/TLS 構成の名前に設定する必要もあります。詳細は、"SSL を使用するようにクライアントを構成する方法" を参照してください。
Web クライアントがそのクライアント自体をプロキシ・サーバで認証する必要がある場合は、これを必須の Proxy-Authorization ヘッダ・フィールドとして指定します。
Web クライアントが、ターゲットの HTTP サーバへのプロキシ経由のトンネルを確立する必要がある場合は、これを True に指定します。True の場合、要求は HTTP CONNECT コマンドを使用してトンネルを確立します。プロキシ・サーバのアドレスは、HttpProxyServer プロパティと HttpProxyPort プロパティから取得されます。エンドポイントの URL で https: プロトコルを使用している場合は、トンネルが確立されたときに InterSystems IRIS が SSL 接続をネゴシエートします。この場合、トンネルによってターゲット・システムとの直接接続が確立されるため、HttpProxyHTTPS プロパティは無視されます。