PEX コンポーネントの登録
外部言語を使用して PEX コンポーネントのリモート・クラスを作成したら、管理ポータルを使用してそのクラスを登録する必要があります。この登録により、PEX コンポーネントに関する重要な情報が定義されます。例えば、リモート・クラスを接続する外部言語サーバや、このコンポーネント用に作成される ObjectScript プロキシ・クラスの名前などです。登録プロセスは、PEX コンポーネントがアダプタであってもビジネス・ホストであっても同じです。
リモート・クラスを接続する外部言語サーバは、PEX コンポーネントを登録する前に、完全に機能する状態にしておく必要があります。Java を使用する場合は、ユーティリティ jar ファイルをサーバのクラスパスに追加する必要があります。この jar ファイルの詳細は、"外部言語サーバとの接続" を参照してください。
PEX コンポーネントを登録する手順は、以下のとおりです。
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管理ポータルを開いて、[相互運用性] > [構成] > [Production EXtensions Components] に移動します。
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[Register New Component] を選択します。
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[リモートクラス名] フィールドを使用して、外部言語で記述されたクラスを、そのパッケージも含めて指定します。
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必要に応じて、[Proxy Name] フィールドを使用し、PEX コンポーネント用に作成される ObjectScript プロキシ・クラスのカスタム名を指定します。既定値は、リモート・クラスの名前です。
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[External Language Server] フィールドを使用して、プロダクションがリモート・クラスへの接続に使用する外部言語サーバを選択します。外部言語サーバは、現在は動作していなくても、完全に機能する状態である必要があります。
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[Gateway Extra CLASSPATHS] フィールドを使用して、リモート・クラスが含まれる実行可能ファイルを指定します。リモート・クラスに必要な他のバイナリ、ファイル、およびディレクトリを追加することもできます。
[登録] を選択した後、[更新] アイコンを選択しない限り、新しい PEX コンポーネントはリストに表示されません。