利用可能なシェル
ObjectScript シェルでは、さまざまな方法でデータのクエリまたはコードを実行できる他のシェルを起動して、使用することができます。オペレーティング・システム・シェルを起動して使用することもできます。
Python シェル
Python シェルを起動するには、以下のコマンドを入力します。
do ##class(%SYS.Python).Shell()
プロンプトが >>> になります。
このようになったら、Python コマンドを入力して、その結果を確認できます。
このシェルを終了するには、コマンド quit() (大文字/小文字の区別なし) を入力します。
詳細は、"Python シェルから実行" を参照してください。
SQL シェル
SQL シェルを起動するには、以下のコマンドを入力します。
Do $SYSTEM.SQL.Shell()
プロンプトが変化して、SQL シェル内で実行していることが示されます。具体的には、[SQL] 接頭語が追加され、末尾に > が追加されます。以下に例を示します。
[SQL]USER>>
このようになったら、SQL クエリを入力して、その結果を確認できます。
SQL シェル内では、Ctrl-c コマンド (通常は、中断に使用される) は無効です。
このシェルを終了するには、q または quit (大文字/小文字の区別なし) を入力します。
複数行モードや SQL 言語の指定も含め、詳細は、"SQL シェル・インタフェースの使用法" を参照してください。
TSQL シェル
TSQL シェルを起動するには、以下のコマンドを入力します。
Do $system.SQL.TSQLShell()
プロンプトが変化して、TSQL シェル内で実行していることが示されます。具体的には、末尾に > が追加されます。
このようになったら、Transact-SQL クエリを入力して、その結果を確認できます。MSSQL 言語または Sybase 言語のいずれかを使用できます。
このシェルを終了するには、q または quit (大文字/小文字の区別なし) を入力します。
詳細は、"SQL を使用した TSQL の操作" を参照してください。
MDX シェル
MDX シェルを起動するには、以下のコマンドを入力します。
Do ##class(%DeepSee.Utils).%Shell()
プロンプトが >> になります。
このようになったら、MDX クエリを入力して、その結果を確認できます。
このシェルを終了するには、q または quit (大文字/小文字の区別なし) を入力します。
詳細は、"MDX シェル" を参照してください。
オペレーティング・システム・シェル
ObjectScript シェルでは、既定のオペレーティング・システム・シェルを開くこともできます。シェルを開くには、! または $ と入力して、Enter キーを押します。プロンプトに作業ディレクトリが表示されます。以下に例を示します。
USER>!
c:\intersystems\iris\mgr\user\>
Macintosh では、C シェルをこの方法で開くことはできません。アクセス拒否のエラーが表示されます。ただし、他のシェル (Bash、Bourne、または Korn) は使用できます。
シェルを終了するには、そのシェルに該当する quit コマンドか exit コマンドを使用します。