カスタム Web API および Web アプリケーション
InterSystems Supply Chain Orchestrator™ では、REST または SOAP 経由でデータベースへのアクセスを提供する Web ベースの API を作成できます。Web アプリケーション (任意の JavaScript ライブラリを含む HTML ページ) を作成することもできます。
概要
Supply Chain Orchestrator では、Web API または Web アプリケーションは以下の要素で構成されます。
-
Supply Chain Orchestrator サーバ上の Web アプリケーション定義。
Web アプリケーション定義は、許可される認証メカニズム、コードを実行するネームスペース、アプリケーションのユーザに追加するセキュリティ・ロール、データへのアクセス、タイムアウトなどを制御します。
-
同じサーバ上のカスタム・コード。このコードには、独自の承認チェックを含めることができ、ロール・エスカレーションを実行できます。このようなロジックが、Web アプリケーション定義を自動的に補完します。
-
Web サーバ (Supply Chain Orchestrator での使用がサポートされているもの)。
-
Web ゲートウェイ。Web サーバと Supply Chain Orchestrator サーバ間の仲介として機能します。Web ゲートウェイは、これらのサーバへの接続プールを維持します。
Web ゲートウェイの構成には、Supply Chain Orchestrator サーバで実行中の Web アプリケーションの独自の定義が含まれます。これらの定義により、Web ゲートウェイは Supply Chain Orchestrator サーバ上の正しい Web アプリケーションに要求をルーティングできます。
-
Supply Chain Orchestrator サーバ。それぞれ、Web ゲートウェイからの要求を待機し、必要に応じてそれらを処理し、アプリケーション・コードに転送する専用プロセスを提供します。