クラウド送信アダプタに関する設定
概要
クラウド送信アダプタには以下の設定があります。
グループ | 設定 |
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クラウド・ストレージ | StorageProvider、EndPoint、ProviderCredentialFile、StorageRegion |
残りの設定はすべてのビジネス・オペレーションに共通のものです。詳細は、"すべてのビジネス・オペレーションに含まれる設定" を参照してください。
StorageProvider
クラウド・ストレージ・プロバイダを指定します。
EndPoint
PrivateLink エンドポイント。
ProviderCredentialFile
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AWS — AWS では、これを空白のままにして、既定の認証情報プロバイダ・チェーンOpens in a new tabを使用して、S3 バケットへのアクセスに必要な認証情報を取得できます。認証情報ファイルを使用する場合は、AWS から認証情報ファイルをダウンロードしてからそのファイル・パスを指定できます。詳細は、"Sign Up for AWS and Create an IAM UserOpens in a new tab" を参照してください。
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GCP — "サービス アカウント キーの作成と管理Opens in a new tab" に従って、アクセスの認証情報を作成します。
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Azure — Azure は、認証情報ファイルをサポートしていません。代わりに接続文字列を使用します。詳細は、"Azure Storage の接続文字列を構成するOpens in a new tab" を参照してください。接続文字列には、セミコロンで区切られたキーと値のペアが含まれます。この文字列は編集してセミコロンを削除し、キーと値のペアのそれぞれを独自の行に配置する必要があります。
接続文字列のサンプルを以下に示します。
DefaultEndpointsProtocol=https;AccountName=sampleuser;AccountKey=5X774mvEs41WxQsOw19PB2Y;EndpointSuffix=core.windows.net
これを分解して、以下のようなファイルを作成する必要があります。
DefaultEndpointsProtocol=https AccountName=sampleuser AccountKey=5X774mvEs41WxQsOw19PB2Y EndpointSuffix=core.windows.net
AWS を使用している場合、空白のままにして、既定の認証情報プロバイダ・チェーンOpens in a new tabを使用し、S3 バケットへのアクセスに必要な認証情報を取得できます。認証情報ファイルを使用する場合は、そのパス名を入力します。
StorageRegion
クラウド・ストレージのリージョンを指定します。AWS リージョンのリストは、"リージョン、アベイラビリティーゾーン、および Local ZonesOpens in a new tab" を参照してください。
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AWS — AWS リージョンのリストは、"リージョン、アベイラビリティーゾーン、および Local ZonesOpens in a new tab" を参照してください。
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GCP — GCP リージョンのリストは、"バケットの保存場所Opens in a new tab" を参照してください。
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Azure — リージョンは接続文字列に暗黙的に示されます。明示的な設定は必要ありません。