$ZARCTAN (ObjectScript)
逆 (アーク) タンジェント関数です。
構文
$ZARCTAN(n)
引数
引数 | 説明 |
---|---|
n | 任意の正や負の数字です。 |
概要
$ZARCTAN は、n の三角関数の逆 (アーク) タンジェントを返します。結果は、1.57079 (pi の半分) から 0、0 から -1.57079 です。結果はラジアンで返されます。
引数
n
任意の正や負の数字です。値、変数、式として指定することができます。$ZPI 特殊変数を使用して、pi を指定することができます。
非数値文字列は 0 として評価されます。混合数値文字列および非数値文字列の評価の詳細は、"数値としての文字列" を参照してください。
以下は、$ZARCTAN によって返されるアーク・タンジェント値です。
n | 返されるアーク・タンジェント |
---|---|
2 | これは、1.107148717794090502 を返します。 |
1 | これは、.7853981633974483098 を返します。 |
0 | これは、0 を返します。 |
-1 | これは、-.7853981633974483098 を返します。 |
例
以下は、数のアーク・タンジェントの計算を許可する例です。
READ "Input a number: ",num
WRITE !,"the arc tangent is: ",$ZARCTAN(num)
QUIT
以下の例は、InterSystems IRIS 小数 ($DECIMAL の数値) の結果と $DOUBLE の数値の結果を比較します。どちらの場合も、pi/2 のアーク・タンジェントは 1 ではない小数値ですが、0 のアーク・タンジェントは 0 です。
WRITE !,"the arc tangent is: ",$ZARCTAN(0.0)
WRITE !,"the arc tangent is: ",$ZARCTAN($DOUBLE(0.0))
WRITE !,"the arc tangent is: ",$ZARCTAN($ZPI)
WRITE !,"the arc tangent is: ",$ZARCTAN($DOUBLE($ZPI))
WRITE !,"the arc tangent is: ",$ZARCTAN($ZPI/2)
WRITE !,"the arc tangent is: ",$ZARCTAN($DOUBLE($ZPI)/2)